山の麓のドンツキハウス -SF archi lab staff's blog -双六問屋- fujilabo.exblog.jp

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「暮らし」に寄り添う住まいの設計屋をしています。【建築家の夫とのオウチ造リのことを竣工までの期間限定で書いています。】藤本信建築研究所(大阪市北区)のスタッフによるブログ。                      キッチンスペシャリスト/整理収納アドバイザー/ライフオーガナイザー2級/住宅ローンアドバイザー  http://sf-archi.info


by マナ  SFArchiLab
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言葉と音楽のはなし


なんと今週はわたしにとってスペシャルにも程があるほどスペシャルでして!016.gif

(建築の話でも整理の話でもないので興味のない方はスルー願います)


ざっくり言いますと、わたしの好きな2大アーティストが月曜日と火曜日に連日見られるという!!!!
こんなことあります!?016.gif016.gif


昨日月曜日は、RHYMESTER(ライムスター)のタワーレコードNU茶屋町店でのインストアライブ&握手会でした!
初めてイベントスペースに行きましたけど思ったより小さくてステージ近い!!
3列目だったけど近すぎて照れて途中目をそらしてしまったほど(笑)

生身の人間から同じ空間に放たれた言葉を聞けるのってすっごいパワーですね!
それが好きな人憧れの人なら・・・言わずもがなですよね♡
終始圧倒されていました。

ワンピースにタイツに革靴というライブにはふさわしくない恰好でしたけどちゃんと飛びましたよ◎

そして握手会ですよ!こんな近くでライブが見られるだけでも貴重なのにこんな機会を設けてくれて感謝感謝です!
おどおどしているとあっという間にわたしの番!!!!!
何を話したかは内緒にしておきます♡028.gif

3人ともびっくりするくらい大きくて厚くてあったかい手でした。051.gif
いつも聴いている方と直接話せて触れあえるっていいなって単純に思いました。
この手であの音楽が作られているのか~納得!って。

手だけじゃありません!宇多丸師匠004.gifの御頭も触らせていただきました!(笑)
ほんとありがとうございます!

しばらく手がじんじんするくらいのパワーでした。(主な要因は師匠の御頭でしょう)

梅田から家まで放心状態でにこにこしながら歩くというとても怪しい人物になっておりました(笑)


そして今日はKREVA 47都道府県ツアーファイナル!
本当は6月のライブだったんですが、今日に延期となっていました。

待たされている間にRHYMESTERのアルバムが出たり昨日があったりしたのでめずらしくここ1か月くらい聴けていませんが大丈夫でしょう!だいたい体に入ってるはず◎
楽しんできます!






そんなこんなで
ブログの趣旨からは全くはずれてしまうけど、いつか書きたいと思っていた「日本語ラップ」についてちょっと書いてみようと思います。



そもそもラップとはひとつの歌唱方法です。
ラップとヒップホップはイコールではありません。
ヒップホップとは、「ダンス」「グラフィティ」「DJ」そして「ラップ」から成るアメリカで生まれたカルチャーなのです。
起源にまで遡るのはまたいつか!


アメリカのヒップホップが日本にやってくること、他国から文化が入ってくること、それはロックやジャズも建築も宗教も同じだったはず。
なのにどうしてここまで「日本語ラップ」と名がついて分けられているのかには、日本語の特性が関係していると思っています。


ちょっとここでとても大事な「韻」について。
ラップって語尾を強調して「YO!YO!」言っているだけではないんです。
ラップという歌唱方法はそんな単純なものではないことを声を大にして言いたい~!034.gif



基本的には語尾の母音を2音以上合わせる=韻を踏むことを
歌詞の中でず~~~~~っとやっています。
一部とかではなく!サビだけとかではなく!

しかも5音以上の韻もありますし、語尾以外で踏んでいたりと、とってもとっても技術の要るものなのです。



韻がと~ってもよくわかるKREVAの「47都道府県ラップ」から少し紹介を。

どっか行こう (oaiou)
北海道 (oaiou)
次はあそこに (aooi)
青森 (aooi)
考えるだけで あしたになってる (aiaiae)
行かなくちゃ 秋田岩手 (aiaiae)


一致している母音を右に示しました。
大きな口を開けながら読むとわかりやすいですね。


こんな韻も!

すぐに行く 逢いに行くのさ (uuiiu aiiiuoa)
福井岐阜 愛知静岡 (uuiiu aiiiuoa)

なんと12文字の押韻!
しびれる!!




で、話を戻して。
むかしむかしの日本でその韻を踏んでラップをする人が居なかったのはなぜか。
それは日本語がラップのしにくい言語だからなのです。

英語の母音が13こあるのに対して、日本語は母音が5つしかありません。
ラップは母音を合わせることによってリズムを生み出しますから単純化してしまいラップに向いていないと先人は採用しなかったのでしょうね。

その代わりに57577のようにシラブル数でリズムを生み出したのです。

ラップも短歌も俳句も言語を発信する際にリズムを付けようという点では同じだったわけです。


それが今や「日本語での韻は難しい」と思う隙もないくらいに日本語に韻は取り込まれています。
この点でのラッパーの功績はとーっても大きいと思っています。


わたしがどうしてここまで書きたいかって言いますと、卒論のテーマが「日本語ラップと韻」だったのです。029.gif
当時日本語とカルチャーとしてのヒップホップに興味があったわたしは
このテーマで書いてみようとなったのです。
メディアやマスコミ関係のゼミでしたので幅広いテーマで書かせてもらえたのは良かったなぁ。

あの頃も同じように、ラッパーの功績を称えて締めたと思います。
10年経って「間違ってなかったな!」って思いますね!


ここからなんだかまとめきれそうにないので(笑)
この方にチカラを借りましょう!


『「言葉にならない」をコトバにする義務がある。
「きみはひとりじゃない」の新しい言い方をひねりださなければ、表現者としての存在意義がないのである。』

いい言葉だなぁ。。

ラッパー Mummy-D | ラッパーにとって「言葉」とは? | 翻訳学校フェローアカデミー40周年記念~言葉のチカラ~


ここまでお付き合いいただいた方いらっしゃいましたら、
ありがとうございました043.gif

by fujimotoshinarchi | 2015-08-25 12:08 | プライベートなこと